本日は予選4回戦から。5局指しで3勝以上予選通過と緩くしているつもりなので、どこか緊張感がほぐれている雰囲気はあるが実はこの3勝が大変厳しい。
予選通過後はトーナメントだが、5勝が3人、4勝1敗が15人、3勝2敗が30人なので、3勝2敗者30人+4勝1敗ソルコフ下位者2名=32名のトーナメント、差し引き5勝3人+4勝1敗13人=16人のトーナメントという仕組み。
この4勝1敗下位者2名の決め方は本大会の方針に基づきソルコフ(対戦相手の勝ち星合計)下位者2名としているが、その相手にどういう3勝者をぶつけるかも悩ましい。一度シミュレーションしてみるとわかるがどのようにしても不思議に鬼のようなあたり方になる。まあ、強豪ばかり出ているからしゃあないか。
予選通過者を見るとさすがと思わせるメンバーが残っているが、大城千花さんが磯谷さん以来の女性として通過を果たしたのは注目に値する。
3勝トーナメントはいわば損番トーナメントで、中川慧梧ー福間健太のようなもったいない組み合わせもあるがそもそもこの二人が3勝トーナメントということ自体、この大会の厳しさを物語っている。
さて、次のベスト32戦も終了し、ベスト16が出そろったわけだがベテランあり、若手ありでアマ棋界の千変万化を物語っていると言えよう。ここまで来たら運営は楽なもので、明日は高みの見物が楽しみ。