正月と夏に行われる正棋会王将戦。本日は夏の王将戦というわけで60名参加いただいたが、夏はいつも60人前後でこんなものか。正月は70人前後の大人数になるが。
予選ではトーナメントの常連が予選抜け条件の3勝を満たさずに敗退というパターンが目立ったのと前勝者が多く出て星が偏ったのが影響して60人のうち予選通過は19名という半端な人数。いつもなら25人前後なのだが意外な感じではある。
といっても強豪密度はやはり高く、ベスト16では藤原結樹、上田洋、畑山敏輝といった有名どころが敗れ、というかつぶし合い、ベスト8は橋嵜卓万ー下平雅之、中拓海ー細川耕治、石橋希望ー奥野孝一朗、楠本一斗ー狩野周といったすごい面々。
若手ありベテランありでさすがと思わせるが、私と同年代で同じ世話役の細川さんはご自身によるとベスト8は初めてとのことで大喜びしていた。若手では藤原さんを破った石橋君と奥野君の組み合わせが面白い。
さて、明日は高みの見物なので、観る将としてはゆっくり観戦してみたい。誰が優勝しても重厚な結果になると予想しておこう。