昨日から上京。昨日は重要な用事があったのだが直前にキャンセルとなり、既に宿泊も用意していたこともあって田尻らと飲みに行くため上京したようなものだった(笑)。もっとも学生名人戦の会場には短時間だが顔を出していたが。
今年の学生名人戦は関東代表に東大も早稲田もゼロという異常事態!?関西では5人のうち4人が立命館で、招待の昨年度学生王将もそうだから立命館大学生が5人も出ていたことになる。これはひょっとして記録かも?
さて、本日はいよいよ学生名人戦も大詰で準決勝から。4人のうち立命館勢で唯一残った大宮さんが横浜国大の林原さんを破って決勝進出を早々と決めた一方、金沢大の國井さんは岡山大の畠山さんを見事な終盤で破って決勝進出。
決勝はどちらが勝っても学生名人にふさわしい、というか、まったく予想がつかない。持ち時間は90分の60秒とたっぷりあり、互いに実力を如何なく発揮できる好勝負となった。
この将棋の終盤はほんとにすさまじかった。別室で解説の千葉七段と竹部女流のやりとりでも結論が何度も入れ替わったり予想もしない展開になったりと迫力満点。最後は國井さんがぎりぎり残して念願の学生名人に。ほんとにうれしそうだった。
この学生名人戦、昨年のあの事件を思い出す人も多いだろう。そのことがあってかどうか、会場は相当ピリピリした緊張感があった。そしてその雰囲気にたがわぬ熱戦が繰り広げられたのは素晴らしい。若々しい闘いを見せてくれてありがとう。このもようはアマレン会報誌や小冊子でお伝えしたい。