本日は学生王座戦最終日。ここまで東大が全勝、立命館が1敗(大阪大に負け)で最後の直接対決で決まるという状況。但し、立命館が逆転優勝するには6-1が必要ということでかなり厳しい。
結局最終局は5-2で東大が勝ち、2020年以来3年ぶりの優勝。ここ数年、東大、早稲田、立命館ときて今回は東大。終わりのあいさつではここ数年三つ巴で、東大の優勝は順番という感じと発言してしまった。
この大会は学生最大の大会といわれるだけあって熱気がすごく、決勝戦は黒山の人だかりで局面がよく見えない状況。ただ、熱戦ということだけはわかるという異常な雰囲気だったが、立命館の選手たちがかなり追い込まれた表情をしていたのは錯覚ではなかったと思う。
後片付けは私の車に盤駒時計の荷物が乗り切れるかどうか不安だったので、たまたま観戦に来ていたアマレンの堀木理事に応援をお願いした。今回、大阪から持ってきたプリンタが大きな荷物となったが、きれいな賞状をすぐに書けたので良かったと思う。
さて、この一週間、十傑戦、女流戦も合わせて若者の棋譜がたくさん集まって嬉しい。これを整理するのは大変なのだが、来年もまた熱戦をお願いしたい。