アマレン主催の同大会は正棋会2月例会と兼ねて開催し、65名もの参加者を得た。選手権が34人、A級が25人、B級が6人で各予選4局指しだが、通例通り3勝通過とするといずれも数名しか残らず、トーナメントがあっけないものとなりそうなので2勝通過とした。
そのせいであろうか、各クラスだいたいベスト8で代表が決まるほどよい結果となってほっと一息。BとA級が先に決まり、選手権も午後4時頃からトーナメントくじびきという順調な進行。
このくじびきでお祭り騒ぎに盛り上がるのは関西特有のものだろうか。個人的な気のせいかもしれないが、東京でこのくじびきをやると皆硬い表情で冗談などまったく出ず、淡々と事務的に組み合わせが決まっていき、関西と大違いだと感じている。
さて、それはともかく代表の一人は山田祥太さん。倉辻さん、狩野さん、決勝では藤原結樹さんを破って堂々の初優勝。奨励会在籍経験ありとのこと。どおりで早指しの振り飛車が冴えていたわけだ。
次は畑山敏輝さんが齋藤柚さんを破って代表に。1回戦で中さんとの重い戦いを勝ち切って何度目かの代表。最後は上田洋さんが七條さんを破ってここも常連強豪の代表となった。
今回のR選手権は96人の大人数を予定しているし、対戦方法や結果報告などもスタッフがプログラムを検討してくれていて大変頼もしい。ぜひ成功させたいものである。