本日は準決勝から対局開始。いずれも関西代表の二人が勝ち、決勝は関西同士(藤原結樹さんと慶田義法さん)になって2年連続関西ブロックからの優勝が確定した。そういえばこのお二人いずれもアマ竜王、元奨励会三段、強いはずです。
昼休みからは新しく本大会の協賛企業となったHEROZ社の朝日杯将棋ウオーズ棋神戦のエキシビションマッチ。勝ち抜いた8人がこの朝日アマの会場にて10分切れ負けで優勝を争う。
対局形式はお互いスマホや携帯機器を操作しながら対面で盤駒は画面上で対局という異様な感じだが、これがネット配信されて世界中(!?)でみられていると思うと隔世の感がある。ここでは楠本一斗さんが吉瀬蓮さんを破って優勝。
林社長のご挨拶も実に楽しそうで、新しい時代に新しい方式でどんどん時代は変わっていくのだなと実感した。
さて、決勝戦はかなり藤原さんが押しているように見えたのだが、中段に逃げ出した慶田さんの玉がなかなかつかまらず、薄い藤原陣はいつのまにか包囲されていた。慶田さん、おめでとうございます。
このお二人は正棋会に参加していずれも100局以上の対局実績があり、優勝した慶田さんには表彰対象であること、藤原さんには惜敗の感想を述べてもらうこととして例会参加を呼び掛けておきました。きっと例会も盛り上がることと思う。
三番勝負は6月1,2日朝日新聞本社で行われるが、横山名人の連覇記録更新か慶田さんの獲得かなんとも興味は尽きず、高みの見物はまだまだ続く。