名人先勝を受けて本日朝9時から第2局。この第2局というのがキーポイントで過去第2局を制した人が8割方防衛又は奪取している。
先勝の場合はもちろん第2局も勝てば良いし、第1局に敗れても第2局は日付が変わるので勝てば流れが変わることはたびたびある。
そんな中で第2局が始まったがどうも横山名人の指し手が冴えない。中盤あれっと思われるような順に入ってしまい、やや手数はかかったものの挑戦者が勝って1-1に。
第3局は中盤かなり作戦勝ちを見込める展開と思えたのだが後手番ということもあったのか、ノータイムで千日手に応じてしまう。首をかしげながら第3局指し直し局を迎えるとこれもまた現代将棋らしい激しい一手を食らって敗勢に。
その後いろいろあったのだろうが挑戦者優勢は変わらず古田新名人が誕生、横山名人は7連覇でストップということになった。とはいえ、7連覇はアマ棋界に燦然と輝く記録であろう。次のアマ棋戦でも復活目指して頑張ってほしい。
勝った古田さんについてはウオーズ代表という特殊状況から一気に全国優勝~三番勝負制覇と駆け抜けた。まだまだ若いし、今後も連覇を続けるのではないかと想像している。いつまでも今後が楽しみなアマ棋界である。
ところろでアマレンの一大事として書いていた事項がこの二日間で大きく進展し、相当希望の持てる展開になってきた。まだまだなんのことやらわからないと思うが、時期が来たらあらためて報告したい。